夜が明けた。７月３１日の朝である。トイレに行き、食堂から続く朝食の行列を尻目に自炊室で朝食をとる。メニューはまたまたラーメンだ。

自炊室から望む太郎山。どかっ晴れである。

















いつものようにちんたらしてたら外に出たのはすでに６時前。
お～昨日とうってかわって真夏の太陽が強烈だ。











 



水晶からワリモ、鷲羽、三俣蓮華までくっきり見える。


















おぉ～目指す黒部五郎もはっきりと見える。いやーついにあそこの頂に立つんだな。











 




ここ太郎兵衛平は薬師岳方面、薬師沢方面、そして黒部五郎岳方面へのジャンクション。皆さん各方面へと出発する。














６時０５分、僕も黒部五郎に向けて出発だ。つーかほんとはもっと早い時間に出発するつもりだったんだが・・・。











 




太郎山に向け登ってる途中で振り返る。薬師岳がでかい。












 



進行方向を見るとまずは目指すべき北ノ俣岳の姿が。その向こうに黒部五郎が控える。











 




太郎山。時間がないのでほんとはスルーするつもりだったんだがついつい寄り道してしまった。










 




よ～し、行くぞ北ノ俣岳！！！


















一昨年歩いた裏銀座を眺めながら歩く。天気もいいし最高だ。

















はるか向こうに（右上）山が見える。何山だ？？？
いやーこの天気にここを歩いていることに幸せを感じる。















北ノ俣岳へ続くの登り。おぉ～あそこを登るのか。

















確かに登山道がある。













 




雲はないけど雲上の散歩だ。こうやってはるか向こうの山を見るのが好きである。











 
 
 
 
中ノ俣岳への登りにさしかかる。後ろを振り返ってみる。あの草原の中を歩いてきたのだ。この辺りにさしかかるとめちゃくちゃあぶが多い。写真を撮っても画に入ってくる。苗場で大活躍した虫よけネットは持って来ているが出すのがめんどくさかったのでそのまま行く。鬱陶しいけど我慢できないほどのものではなく実際虫よけネットをしている人は皆無だった。






 
太郎小屋方面を望む。


















いや～いいね。ここのところ夏の北アで晴れ渡ったことがないのでなんか感動だ。途中で昨日のご夫婦のパーティーを追い越した。僕と同じ黒部五郎に向かってるようだ。  


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
感動的なくらいのどかっ晴れなので写真タイムが増えてなかなか前に進まない。もうコースタイムなんかどうでもよくなってしまう・・・とまでは言わないが進まない。













黒部五郎を眺めながら北ノ俣岳に向け登っていく。

















山頂へと続くなだらかな稜線。いや～夏山だ！！！

















あそこが山頂だ。きれい！！！


















もう少し、もう少し。



















後ろを振り返る。
「最高で～す！！！」
















山頂目前、栄光への架け橋だ。木道だけど・・・。












 




そして山頂に到着。時刻は８時０２分。所要時間は１時間５７分。コースタイムは１時間５５分。げげっ！！！マジか！？ちょっとやりすぎたな。そうでなくても僕は２日目に大きく歩く速度が遅くなる自称「二日目病」を発症させる。バテバテで歩くのが遅くなるのだ。今日は天気がいいのは最高なんだがこの時刻で気温がめちゃくちゃ暑い。日差しがめちゃくちゃ強くて大汗をかきながら登ってきた。この強烈な日差しにやられそうだなぁ。なんかバテそう・・・。しかし遅いな。ここから先はちょっと頑張ろう。