小屋に到着。受付を済ますついでに登山バッチをゲット。悪沢岳と赤石岳だ。上のチビ用のお土産として同じものを買う。自分の寝床に向かい荷物の整理。すると・・・朝のバスで隣になったおっちゃんがやってきた。「いやー速いねぇ。全然追いつかなかったよ。」そりゃテント装備の人と比べちゃいかんでしょ。受付の方を見ると知らない間に大行列が。一人でやってるもんだから大変だ。おっちゃんは受付の名前が呼ばれるのを待っているらしい。
荷物の整理もできたので一杯やろうと小屋の外に出ようとするとおっちゃんはまだ並んでいた。この時間はラッシュなんだな。
小屋の前のベンチに陣取りおでんをあてに一番搾りで一杯やる。おでんとビール。最高の組み合わせである。
一人グビグビやってるとじいちゃんのコンビがやってきて登山談議。こういう時間がいいよね。このお二人、今日は赤石岳の避難小屋からやってきたとのこと。お二人曰く「明日は滅茶苦茶混むぞ。30人のところに60人以上来るらしい。」との情報を得た。う~む、九月の連休である。この時期にはこれまで笠ヶ岳、五竜岳と山小屋に泊まったがどちらもまぁすし詰め状態のひどい状況であった。今回は天気もいいししょうがねーやな。日曜日スタートということで一日ずらしたつもりだったが大して意味はなかったようだ。
ところであたりの様子はこの通りである。ガスでなーんにも見えない。
特にすることもないので小屋の中に入ってゴロゴロしたり外に出てぶらぶらしたりするうちに時刻は17時を回った。「よぉ~し、飯でも食うか。」と外に出る。夕暮れになると肌寒い。飯を食ってても椹島方面から登ってくる人たちがちらほらいる。千枚岳方面から下ってくる人もいる。この人が最後かな~と思っていても下から登ってくる人がいる。とっぷり日も暮れすでにヘッドライトの時刻に突入。僕が見る限り18時過ぎに登ってきた人が最後だったと思う。つーかこの時間に小屋に到着ですか~。少し遅すぎるのでは???寒いので小屋に戻る。今回は星空を取ろうとSP-100EEを持ってきた。ただし三脚は軽量化のため持って来ていない。外に出るとうまい具合に星が出ていた。
撮ってみるも月が明るすぎて星が霞んでる。三脚がないので地べたに直置きである。まぁこれはテーブルの上ですが。
ここは色々明るすぎるわ。
う~む、あんまりイメージ通りの画が撮れんかったな。
というわけで諦めて小屋に入る。寝床に入りラジラーを聞きながら眠りについた。
本日の記録 獲得上昇高度・・・1535m 獲得下降高度・・・65m 消費カロリー・・・4197kcal かぁ~1535mも登ったってか。そりゃ疲れるわ。ほとんど下ってないし。我ながらよく頑張った!!!