8時44分、皇海橋を渡り登山口に取りつく。
ついにここまで来たって感じだ。東京に来て1年3か月。ある意味関東で一番困難な百名山である。
ほぉ~多発してますか。ここからコースタイムで往復5時間10分。まぁ13時半には再びここに戻ってこれると思う。行程的には短いけど来月2人目の子が生まれるK籐のためにも安全登山を心がけよう。
というわけで遮断機みたいなのが通せんぼしている登山口から山頂に向けてGO!!!
山頂まで2.9km。まぁ山の場合は距離もそうだけどそれよりも標高差だ。話は変わるけど今回の山行でGPSにルートを落とそうとしたらなんと山旅倶楽部の地図になんと皇海橋からの登山道が載っていない。「何でよ???」と思いながらも仕方がないので山と高原地図を見ながら「こんな感じ???」でフリーハンドでルート作成。今回はGPSのルートがあてにならんので登山道から外れないように行こう。
スタートからしばらくはなだらかな道が続く。
何度か渡渉を繰り返す。
この辺から雨粒がレンズに付いて画像がにじむ。とりあえず山頂はあっちだ。
ガスで霞んだ登山道を行く。
再び渡渉。
この沢が不動沢なんだろうな。
ほい、あっちね。
沢から別れるとだんだん斜度が増してきた。
急登を登るK籐。
岩のゴロゴロ道が続くのかと思いきやこんな笹原の道が現れたりもする。
すると「ひょえ~!!!」
すっげーガレガレの道が現れた。
いや~別に舐めてはなかったけどなかなかのがれっぷりである。
ここでトレラン風のご夫婦らしき二人組に追いつかれる。どーぞどーぞ、お先に行ってくだせぇ。
急登のがれ場が続く。
振り返る。あんまり伝わらないけど結構な急登である。
斜度がきつい。こんなんが続く。
まだまだこんなのが続く。
なかなか骨のある登りである。
ガスってます。
段差が大きい。荒れ気味の登山道である。
どろどろのにゅるにゅるである。木の根っこは張り出してるし歩きにくい。
段差が大きい登りにくい道が続く。汗が噴き出す。雨具が暑い・・・。
これなら伝わるか???どろどろのにゅるにゅるの登りにくい急登である。
というわけで10時11分、不動沢のコルに到着。ここまでの所要時間は1時間27分。コースタイムは2時間である。ここで先行していたトレラン風のご夫婦が休憩していた。「最後はきつかったねー」と話しかけられたけど「確かに」って感じである。そういやこのご夫婦も言われてたけど地図に載ってる「最後の水場」ってのがどこにあるのかわからなかった。
ここから山頂まではコースタイムは1時間。尾根道歩きである。多分・・・。
小雨の舞うガスのかかった道を行く。晴れなくてもいいから雨は勘弁してほしかった。
快適な尾根歩きかと思いきや足
場の悪い急登がまだ続く。
ロープがかかってるところも。まぁ使わなくても登れますが・・・。まぁ下り用に付けてあるのかな。
こういうのが続く。
あの上まで行けば平らになるのか???
と期待したけど平らにはならなかった。急登をこなすK籐。
そして山頂に到着。時刻は10時56分。2時間12分で登れた。コースタイムは3時間。まずまずである。
78座目の百名山、皇海山に登頂。栗原川林道の暴君ぶりにビビりあがってこれまでくることができなかったけどやっと登ることができた。いや~関東最難関(?)を片付けた。これで一安心だ。