遅ればせながら10時43分、至仏山の山頂目指してスタート。
そんなん知らんかったし・・・。
時間がないのでえっさほいさと登って行く。初めはこんな感じ。
階段の向こうに夏空が広がる。
樹林を抜けると青い空に白い雲。
「夏!!!」って感じである。
あのとんがり山は笠ヶ岳か???うん、多分そうだ。
あの夏空に向けて登っていく。
あれは燧ケ岳か???
眼下には尾瀬の湿原が広がる。
明日はあれに登らにゃならんのか・・・。
その麓にある山小屋群をズームアップ。今日はあそこまで行かねばならん。つーか至仏山の中腹から見晴の山小屋群を撮影できるとはさすが100倍ズームのオリンパスSP-100EE。素晴らしい。
オヤマ沢。ここまで1時間7分。天気がいいと写真ばかり撮るのでなかなか先に進まない。ほんとは時間もないんだが。
おぉあれはもしや!!!
もしやもしや!!!
山頂が見えたぞ。
山頂をズームアップ。登っとる登っとる。
引きで。いや~夏の高原って感じだ。
湿原だけど・・・。
いや~気持ちいい。
そう、ここはオヤマ沢田代。
ここにも尾瀬ヶ原がって感じだ。
プチ苗場って感じもする。
悪沢岳、笠ヶ岳方面との分岐。ここまで1時間20分。コースタイムでは1時間30分。遅いな。繰り返しになるが写真を撮るのに足が止まる。
それでも撮ってしまう。雲は多めだけど日差しが降り注ぐ。夏を感じるねぇ。
眼下に小さく鳩待峠が見える。あそこから上がってきたんだな。
いやー気持ちのいい道だ。
う~む、イメージと違ってわりかしごつごつした岩山なんだな。
左手に湖が。地図によるとならまた湖。知らん・・・。
ハイマツの間から燧ケ岳。
こんなところも通る。
で、この岩がめちゃくちゃ滑る。
てっかてかに光ってる。これが地図に載ってた「滑りやすい蛇紋岩」なんだろう。乾いていてもつるつる滑る。雨でぬれてたら最悪だろう。
渋滞発生中。原因はこの先にいたお子様集団。子供にはここは少し難しい模様。道を譲ってからは渋滞が解消。怪我しないように頑張れ!!!子供たち。
後ろを振り返る。いい眺めだ。
頂上が見えた。人がいる。しかし・・・
12時29分。たどり着いた先に書かれた山名は「小至仏山」。マジか・・・。
ほんとの至仏山はこの先のピーク。写真の左のピークだ。下から見た時に奥にもピークがあるのは見えたんだがこっちの方が大きく見えたもんだからこっちが至仏山だと思っていた。地図を見てもちゃんと手前に小至仏山の表記がある。無計画な登山の極みですな。
気を取り直してつるつる滑る岩場を行く。ほんと滑るな、この岩。
結構離れてんなぁ~。
山頂付近をズームアップ!!!いるねぇ。
ここまでの所要時間は1時間45分。コースタイムは2時間。コースタイムの9掛けか。写真で止まることが多いといえ遅い。8掛けで行く予定だったのに・・・。ここまで約10分押し。
つるつる滑るゴロゴロの岩岩道を行く。歩きにくい・・・。ここだけ見ると北アの岩山みたいだ。
後ろを振り返る。小至仏山が小さくなっていく。
アップ!!!写真じゃ伝わりにくいけど結構段差が大きかったりする。
遠くを眺め一服。夏を感じはするんだけど少し涼しさも感じる。夏が終わるな・・・去りゆく夏を感じた。
そして正真正銘の至仏山に到着。77座目の百名山登頂だ。時刻は13時13分。所要時間は2時間半。コースタイムは2時間45分。かかったなぁ~。全然時間を巻けなかった。しかも歩きにくかった小至仏ー至仏間はきっちりコースタイム通りかかってしまった。トホホである。今回はテント装備を背負っての山行だ。初めはいらないものは鳩待峠にデポしていこうかと思ったんだが結局やめた・・・まぁそんなこと思ってもただの言いわけだ。修業がたらんな。