至仏山山頂。ご覧のように山頂には多くの人が。
ならまた湖方面を望む
アップ!!!
ふと見るとなんとも孤高な雰囲気の小鳥が1羽。
何を見てるんだろうか???お顔が見たい。
おぉ!顔が見えた。なんて言う鳥なんだろうか???
この至仏山、けっこう岩岩だ。まぁあそこは登山道ではないが。
小至仏方面。あそこを越えて再び小至仏山へ登り返す。
というわけで13時21分、至仏山の山頂をあとにする。山頂の石碑越しには明日登る燧ケ岳。
岩岩の道を急ぐ。
尾瀬の山ということで湿原のたおやかなイメージだったけどそのイメージは完全に間違ってた。
急ぎたいんだが速度が上がらない。この手前の岩を見てもわかるようにこの辺の岩はてっかてかに黒光りしている。これがまた恐ろしいほどよく滑る。
そういう岩の下りのためビビってへっぴり腰になってしまい思うように飛ばせない。
小至仏までコースタイムは35分。このままのペースだとほんとに35分かかってしまいそうだ。
いそがにゃならんのだが・・・。もしコースタイムで下ってしまったら鳩待峠に到着するのは15時22分。そこから見晴まで行こうと思えばコースタイムで歩くとして到着は18時17分。こりゃまずいぞ。
あそこを越えてその先のてかてか岩ゾーンを越えるまでは飛ばせんな・・・。
で、その小至仏山はまだまだ先だ。
へっぴり歩行で時間がどんどん過ぎていく。全然前の人に追いつかない。
テント泊の装備が重い・・・。
コースタイムが35分か・・・。この時点ですでに30分経過。
至仏山を振り返る。この時点で40分経過。すでにコースタイムを越えてしまっている。
やっとこさ小至仏山を通過。眼下にベンチとオヤマ沢田代の湿原を見下ろす。
下りますよぉ~。雨降ってたらめちゃくちゃ滑りそうな 木の階段を行く。
てかてか岩ゾーンの入り口の岩。これで雨が降ってたら・・・なんて考えたら恐ろしすぎる。
てかてか岩ゾーンを抜けてオヤマ沢田代へ。これまでの遅れを取り戻すべくケツから「ぼぼぼぼ~っ!!!」と炎を噴き上げながら猛進する。
オヤマ沢の道標。ここまで1時間20分かかった。急げや急げ!!!
植物の背が高くなってきて・・・
樹林に突入。重力に身をまかせ「ドスン!ドスン!!!」と突き進む。
あんまり長くやるとひざを痛めるな。
あと1キロじゃ~!!!うぉぉぉぉぉ~~~~!!!!
というわけで鳩待峠に下山!!!時刻は15時30分。約5時間ぶりに帰還だ。下りは2時間09分。コースタイムは2時間5分。てかてか岩ゾーンを越えて自分的にはぶっ飛ばして下りてきたつもりだったけど全然だ。途中で登りの時に渋滞を作ってた子供たちを追い抜かした。ヘタって子もいたんで「頑張れ~!!」と声をかけてきた。うちの子と同じくらいの子らでなんか親心が出てしまった。とりあえずトータルのコースタイムは4時間50分。かかった時間は4時間47分。きっちりコースタイム通りの山行であった。