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ぽんぽこブログおれ日記 シーズン3

東京暮らしも2年目に突入。忍び寄る40歳の壁に焦りながらも「まだいける!!!」と山にロードバイクに頑張る38歳。

ズタボロ!!!夏山山行 第4弾 至仏山&燧ケ岳 其の3

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ズタボロ!!!夏山山行 第4弾 至仏山&燧ケ岳 其の3

 大汗を吹き出しながら上野に向かう。なかなか汗が引かない。もっとがんがんクーラーを効かせてほしいもんだ。弱冷車があるなら太った人向けの強冷車ってのも作ってほしい。しかしまぁこんな時間からそれなりに人が乗っている。さすが東京。すごいわ。
というわけで上野に到着。乗り換え時間は4分。急いで高崎線のホームに向かう。乗り込むのはグリーン車。今回の山行は18きっぷではない。行きはJRで沼田から鳩待峠に入り、帰りは御池に下りて野岩鉄道と東武を乗り継いで帰る。というわけで18きっぷを買っても余ってしまうので今回は普通に切符を買うことにした。で、せっかくなんで18きっぷでは乗れないグリーン車でゆったり行こうと思ったのだ。つーか寝なければならんし・・・。

グリーン車の2階席から。ゆっくりしたいときにはグリーン車に限る。
















カシオペアの旅も北斗星の旅も近いうちに過去のものとなるな。











 車内では飯を食ったり昨日買った山と高原地図でルートの確認をする。今回のルートは鳩待峠から入って至仏山に登り山の鼻に下山し見晴でテン泊。翌日見晴新道で燧ケ岳に登り御池に下山する計画だ。とりあえず今日の行程を確認するんだがなぜか至仏山ー山の鼻の下山のコースタイムが載っていない。ミスプリか???なんじゃこりゃ?まぁ登りは3時間とあるから下りは2時間半で計算しとくか。
高崎に到着。オリジナルカラーの115系に乗り換え。結局ここまでなんだかんだで1時間くらいしか寝れなかった。
















沼田に到着。山登りの人以外にも自転車の人々もいる。ちなみにここまでもちょっとうつらうつらしてる間に着いてしまった。














で、鳩待峠の連絡所行きのバスに乗り込む。座れなかったらどうしようとか思ってたけど無事に座ることができた。










バスの車内でもルートの確認。すると驚くべき事実が判明した。なんと下山に使う予定だった至仏山ー山の鼻のルートは植生保護のため登り専用となっていたのだ。うぉ~なんでやねーん!!!僕が愛用している10年前の日本百名山地図帳にはそんなこと書いてなかったぞ。つーか今回の山行は急に決めて下調べほぼゼロだったのでこんなことになってしまった。うわぁ~どうしよう。こりゃいったん鳩待峠から登って再び鳩待峠まで引き返さねばならん。めちゃくちゃ時間のロスではないか!!!そこから見晴まで行かねばならんのか・・・。もし見晴までいけなかったら翌日の燧ケ岳が厳しくなるぞ。しかし悪夢はそこで終わらない。地図を見ていて顔面が蒼白になった。「なんじゃこりゃ~!!!」
なんと翌日使う予定だった見晴新道がなんと土砂崩れで通行止めとか書いてるではないか!!!何よこれ???これはネットで調べねばならんとWi-Fiルーターの電源をオン。しかし・・・まさかの圏外。「うぉーどうなっとんじゃこりゃー!!!」
iPadが使えないのでパケ放題になっていないケータイでネットにつなぐ。もう金がどうこう言ってる場合ではない。そして調べたところ現在もこのルートは通行止め。復旧のめどは全く立たずとのこと。これはマジでやばい。ここを迂回するにはナデッ窪というところを通るルートで登ることになるんだがこうなると約2時間半も大回りになってしまうのだ。そうなると2日目のコースタイムは9時間にも及ぶ。さらにガイドを読むとこのナデッ窪のルートはかなりの急登らしくなんと上級向けのルートとなっていた。おいおいマジかよ・・・。この「上級」という文字には大いにビビった。こりゃ今日中に意地でも見晴までたどり着かないことには明日の燧ケ岳は絶対無理だ。つーかできるのかこれ???今日だけでもコースタイムが7時間45分だぞ。鳩待峠に着くのが10時だから着いてすぐ出発したとしてもコースタイム通りだと見晴のテン場に着くのは18時前だ。いくら日が長いとはいえこれはないわ。で、明日はコースタイム9時間。しかも上級コースを間に挟んでいる。正直、心が揺れた。「う~む、今回は至仏山だけにしといて出直すか・・・。」至仏山だけなら何とかなる。う~む、どうしよう・・・。
そして地図を見ていて思ったことがある。「なんかこの辺スゲーな。」
愛用の百名山地図帳だと周りの地図がないのでわからなかったのだがこの近辺は百名山がめちゃくちゃ集中しているのである。すぐ近所に会津駒ケ岳、平ヶ岳、越後駒ヶ岳、巻機山がある。僕が登った山も含めれば武尊山、日光白根、男体山も近い。こりゃすごい。アルプス並に密集してるぞ。よく見れば会津駒ケ岳は日帰りで登れる。となれば今回は出なおして次回会津駒ケ岳と燧ケ岳をダブルゲットという手もある。う~む、ほんとにどうしよう・・・。とりあえず鳩待峠に着いたら小屋の人にナデッ窪のルートについて聞いてみよう。できたら時間とお金をかけてここまで来てるんだから今回で至仏山と燧ケ岳は片付けたい。そうすれば次は会津駒ケ岳と平ヶ岳のダブルゲットを狙うことができる。しかし今回の山行はズタボロだな~。この行き当たりばったり感、ひどいわ。山を知ってる人がこの状況をみたらたぶん怒るだろうな。僕が第三者なら「お前みたいな奴が遭難するんじゃ!!!」って言うと思う。それほど酷い。
 
そうこうしているうちにバスは鎌田に到着。ちょうど一年ぶりの再訪だ。去年は日光白根に行くときにここに来た。この時も大チョンボをかまし丸沼スキー場から日光湯元まで縦走するつもりがまさかの丸沼スキー場へと引き返す羽目になってしまった。










そしてバスは鳩待峠のバス連絡所に到着。

















窓口で鳩待峠行きの切符を買って鳩待峠行のバスに乗り込む。どうするか決められないまま鳩待峠へと向かった。
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