11時37分、高崎に到着。飯を食おうと駅前に出るも吉牛とか松屋的なものを探すも見当たらない。ロッテリアは混んでたので他に何かないかと探すと豊丸水産という居酒屋があった。昼間も営業しておりランチが500円と書いてある。値段に強く惹かれるものの「一人居酒屋か~」と二の足を踏んでしまう。しかし・・・500円という魅力的なお値段につられて意を決して店に入った。店内はというとこの時間帯は普通の定食屋みたいなもんで一人の人も結構いたし子連れのお父さんもいた。なーんだ、入ってしまえばどうってことなかった。で、500円のランチはミックスフライ定食で味噌汁とご飯はお代わり自由。これはいいと思ったけど、注文したものがなかなか出てこない。12時22分の水上行きに乗るんだがこれに乗り遅れると先ほど考えた計画がすべてパーになってしまう。発車まで15分を切ったころようやく出てきた。お味の方はたいへんよろしい。とてもおいしかったけどおかわりする時間はなかった。
ギリギリで水上行きの115系に乗り込む。3両編成の車内は満員で発車間際に乗り込んだ僕には当然座る席はない。まぁそう大して旅情のある区間でもないのでここまでの道のり同様、水上までの時間も今後の予定を考える。
13時27分、列車は水上に到着。結局明日の予定は決まらなかった。よっていまだに今宵の宿も決まっていない。まぁおそらく富山で泊まることになるんだろうが富山にどんなホテルがあるのかもまだ全然調べていない。もういい年なんで漫画喫茶(あ、今はネットカフェっていうのか)とかは避けたい。横になって寝たい。
ここからは新潟色で険しい山岳エリアに挑む。
13時42分、列車は長岡に向けて出発。ここからは旅情あふれるエリアである。さっそくモグラ駅の湯檜曽に停車。そしてお次はモグラ駅の代表、土合に停車である。
昔は線路が2本あったんだが今は元のホームの内側にホームが作られている。
写真の奥の方に人影が見えるんだが土合駅を見に来た人たちである。カップルが3組ほど。いやーいいね。最近は女子でも鉄ちゃんみたいなのが散見されるようになってきた。まぁ鉄じゃなくてもここの駅は珍しいから面白いのかもしれない。
再び列車は走り始める。そして 長い長い新清水トンネルを抜けた先にはドカ雪が降り積もった世界が広がる。
川端康成の雪国で有名な「国境の長いトンネルを超えると雪国であった」という世界がそのまま広がっている。この時期に初めてここを通った人はみんな驚きの声をあげるだろう。僕もそうだった。
土樽に到着
ここからは日本有数の豪雪地帯だ。
何回通ってもスゲーなって思う。
架線柱の半分以上が雪で埋まる。
越後中里。駅の目の前がスキー場になっている。
越後湯沢まで列車の窓わくが額縁となる区間だ。
北海道とはまた違った雪の風景である。
岩原スキー場前。僕が小学生のころは日本一長い駅名であった。その後南阿蘇鉄道の「南阿蘇水野生まれる里白水高原」とか一畑電車のなんとかティファニー庭園とか話題作りのための無理やりな駅名に抜かれたりした。ちなみに現在はここから4つ隣の「上越国際スキー場前」がJRで一番長い駅名である。スキー場前駅シリーズ強し!!!
そして列車は越後湯沢に到着した。