10時15分。東富山の駅を出発。時刻表で通過列車の時刻を見たけど忘れてしまった。確か上りの北越が来てそのあと普通列車、そのあと下りのはくたかが短い間隔で通過する模様。時間があまりないのは確かなので頑張って歩く。線路の向こう側へと向かう踏切へ向かっているとさっそくはくたかが通過。さすが特急街道だ。
ちなみにこのはくたかはなぜか東富山で停車。何だろね???
富山東高の前を通り黙々と歩く。頑張って歩いた人が40分ほどで到着したという。北越は厳しいかもしれないけど残りは取りこぼしの無いように頑張ろう。
高志リハビリテーション病院の前まで来るとはるか前方を下りの普通列車が通過。線路はあそこか。
「あのへんかな?」と思い歩き続けるもどこからか踏切のカンカンという音が聞こえ始めた。
「む、無念・・・」
歩みの鈍いこの僕はこの北越に間に合わなかった。
この名もなき田んぼの畔から北越を見送る。
時刻は10時47分。う~む、どう考えても30分じゃ無理だな。駅に着いてもっとちゃっちゃとスタートすればよかった。
10時51分。前方に人影が見えた。
おぉ~あそこだな。
急げや急げと歩いていると再び踏切が鳴り始めた。
今度は上りの普通列車が通過。もうボロボロである。
時刻は10時54分。40分でもダメだった。
さらにお立ち台を目前にした10時59分、再び踏切が鳴る。目の前にお立ち台はあるんだが走っていって三脚を立てる時間はない。やむを得ずあぜ道で手持ちでカメラを構える。
やってきた列車は下りのはくたか9号
最後はほぼ立山バックと同じアングルだが、結果的に3本の列車を取りこぼすことになった。
そして11時前過ぎにやっとこさお立ち台に到着。注目の立山は・・・上の画像見てもわかるようにまったく見えん。背景はガスで真っ白。「これでは何の変哲もない築堤の風景ではないか・・・」
予想はしていたけど残念すぎる光景にへこみながらも「よっしゃ撮るぞ!!!」と三脚を立てた。