お立ち台から降り、行きに目をつけた市振の関の食堂へと向かう。自販機で朝定食を探すもない。「あれ？？？」と思いながら探すと朝定食はヘルシー定食に名前を変えたとの記載を発見。というわけでヘルシー定食を注文した。そして出てきたものを見て「ぐぉっ！！！！」
なんと僕の大嫌いな納豆がトレイにのっかてるではないか！！！！しかもその納豆がメインのおかずである。「ぐぉ～これってヘルシー定食というより納豆定食ではないか！！！」
今更変更するわけにもいかずうなだれながら自分の席へと持っていく。う～む、こんなことなら普通にとり唐揚げ定食とかにしとけばよかった。ちなみに後で知ったことだがこの市振の関の食堂はたら汁定食が有名らしい。くそ～ちゃんとリサーチしとくべきだったな。
ヘルシー改め納豆定食の納豆以外をペロッと平らげ駅へと向かう。
 













 
ホームの横はすぐ海。釣り人多し。














 
トンネルの向こうから目玉を光らせ













 

富山行き普通列車が登場。 















これに乗って今度はこれまた有名お立ち台である「立山バック」に向かう。













結局今のところ晴れ間は出ていない。この天候では立山バックにいってもお山は姿を見せていないだろう。行く意味があるのかと少々思うところはあるがこれからすごい勢いで晴れたら悔やむに悔やみきれないのでとりあえず行くことにした。正直今日行かなかったらもう行くことはないような気がする。トワイライトのみならずはくたかも北越もこの金曜日で姿を消す。市振のお立ち台でおっちゃんが「撮りたい列車がなくなる」って言ってたけどまさにそうだ。お立ち台に集まる人って車両だけの写真ではなく風景を絡めての写真だからな。北海道みたいに寂しいところを単行の列車が走っていくというような画ならそれでもいいけどここの醍醐味って全国でも希少な「特急銀座」であるところだと思う。全国各地に新幹線が敷き詰められそれに伴い在来特急が姿を消す・・・だけでなくその路線自体がJRから切り捨てられる。新幹線の光と影って感じだな。
車窓を眺めると沿線のいろんなところでカメラを構えた人たちがいる。サラリーマン的には今日がこの「JR北陸本線」を撮る最後の日である。皆さんいろんな思いを持ちながらシャッターを切っているのだろう。
水橋を過ぎると僕は窓の外を凝視する。この先、橋を渡ったあたりにこれから向かうお立ち台「立山バック」があるのだ。いろんなところにカメラマンがいていまいちどこかわからない。ただ踏切の脇に人が多めに並んでる場所があった。「あそこか？？？」
ただそこから列車は結構走り９時５８分、東富山に到着。「う～む、やっぱり歩くには結構ありそうだ」
ネットの情報によると東富山の駅から現場まで徒歩で１時間かかるという。ほんとにそれくらいかかるかもしれない。ここまでWi-Fiが圏外でネットがつながらなかったので待合室で場所をネットで確認。そして１０時１５分、お立ち台に向かって歩き始めた。