撮影地を降りて国道を駅に向けて歩く。時刻は18時。そろそろ飯の時間である。ここで食べておかないと4時間くらい飯が食えるようなところはない。撮影地に行く時に横を通った道の駅「市振の関」の食堂がやっていたので入ることにする。中には先ほどのお立ち台での戦いを終えた人たちの姿もちらほら見える。さ～て何にしようかな。道の駅の食堂なのでお値段はそれなりにする。定食だと大体800円から。定番の唐揚げ定食にしようと思ったけどホタテフライ定食というのが目に留まった。鳥の唐揚げばっか食べてると全然痩せなさそうなので（ホタテフライでも似たようなもんであるが）今日はホタテフライにしてみた。そして出てきたホタテフライをみて「結構ちっちぇーな」
しかし実際食べると「うまい！！！」大きさも初めは小さく見えたけど食べてみるとそんなことは無くうまい！！！おかわりは１杯ついていけたけど少しやせねばならんと思っている今日この頃なのでやめといた。

で、市振の駅に到着。

ちょうどホームには富山行きの列車が到着していた。国鉄時代の急行型電車であるが平成のこの世においてはこの北陸線が最後の活躍の場である。しかしこの電車も来週の今頃はすでに走っていない。新幹線開業とともに引退なのである。この時期は別れの季節ではあるが新幹線のせいでて姿を消すというのは言葉にならない。ちなみに北海道では711系が姿を消す。この手の姿をした懐かしい列車が姿を消すのは非常に寂しい。
駅の待合室では先ほどのお立ち台の人たちと話をする。でかいJTBの時刻表を片手に・・・いや両手にこれからの予定を考える僕を見て「いやーフルサイズの時刻表ですか」と驚かれてしまった。今の時代、スマホなんだろうな。「今日は糸魚川で泊まりですか？」と聞かれ「いやーまだ今日の宿が決まってないんですよ。」という言葉にこれまた驚かれてしまった。

18時43分、直江津行きの列車が入線。
列車に乗り込み再び今日と明日の予定を考える。とりあえずこれから筒石の駅に向かうがその後は富山まで向かうこととした。明日は富山でトワイライトを駅撮りしてその後立山バック、そして再び市振の俯瞰を撮って帰宅しようと大まかに思ってはいる。しかしどうしても駅撮りというのが気に入らない。立山バックには行きたいので福井辺りまで行ってトワイライトを撮った後に何とかならんかと色々考えるも時間的にどうしてもだめ。う～む、どうしよう。で、決めた。初めのトワの富山駅撮りから始めて立山バックからの市振俯瞰だと八王子に着くのが23時。うちに着くのは0時ごろだ。それはちょっときついので順番を変えた。朝一の列車で市振に向かいそこでトワイライトとその他の列車の撮影。その後立山バックで撮影して東京に戻ることにした。帰りは糸魚川発14時50分発の大糸線で新橋には23時半頃到着する。家には日付をまたぐ前には帰れるだろう。
とりあえず明日の予定は決めたが宿が決められない。僕が使ってるオンボロWiFiだとこの辺りはずっと圏外で繋がらない。

そうこうしてる内に筒石の駅に到着した。