7時01分、列車は伊勢市に向けて出発。この紀勢線、ローカル線とはいえ古き良き国鉄時代の風情を残した威風堂々とした路線である。
一身田に到着。幹線らしい堂々とした佇まいである。
亀山から20分ほどで県都・津に到着。県都とはいえ地味な存在ではあるが近鉄線と一緒になった立派な駅である。
津を出発すると後ろから近鉄電車に追い抜かれる。
お~い!!!待っちくり~。
気動車では電車に勝てんのか・・・と落胆していると
再び近鉄電車の姿を確認!!!
激走のキハ11形、近鉄電車をとらえる!!!
そしてついに抜き返した!!!
とか言ったもののなんということはない。近鉄電車の車内では「間もなく津新町・津新町です」とのアナウンスが流れていたであろう。というわけでこちらの方は津新町を通過~。
列車は高茶屋に到着。ここで亀山行きと行き違い・・・だけじゃなく
快速みえの通過待ちである。
快速みえ通過~。
しかしまぁさすがは幹線。ただのローカル線ではない。上下の行き違いの間に通過列車まで通過させられるとは。そもそもこの紀勢線、全国と県都・津を結ぶ路線なうえに多気からはお伊勢参りの参宮線も分岐する。昔は東京からの夜行列車も走っていた。昔から近鉄にボロ負けしているとはいえ非常に重要な路線なのである。
そして終点の伊勢市に到着。いや~久々にやってきた。ここで降りるのは2回目だ。大学1年の元旦に青空フリーパスでど深夜に初詣に来て以来である。その後一回快速みえで通ったけど下車しなかったからこの地に降り立つのは18年振りである。
8時53分発の亀山行きで多気へと引き返さねばならんのであまり時間はない。改札を抜け朝食を買う。朝っぱらからお寿司を買い亀山行きの列車内でさっそくいただく。いや~ローカル線ならではの楽しみである。都会の電車じゃ厳しい。いくら腹が減ってても山手線ではようやらんわ。
で、列車は亀山に向け出発。
広々と広がる田んぼを眺めながら列車は走る。三重の海側ってこういう風景が続く。なんか開放感があってよい。近鉄乗っててもこういう風景をよく見るな。
で、列車は多気に到着。ここから再び紀勢線の旅を再開する。