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ぽんぽこブログおれ日記 シーズン3

東京暮らしも2年目に突入。忍び寄る40歳の壁に焦りながらも「まだいける!!!」と山にロードバイクに頑張る38歳。

2015夏山山行第1弾 鳳凰三山 其の6

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2015夏山山行第1弾 鳳凰三山 其の6

翌日、午前4時起床。3時半くらいからごそごそしてる人がいた。山の朝は早い。
バーナーで湯を沸かしラーメンを食べる。ツアーの人たちと話をしながら食べていると「3時ごろ外に出たら星がほんとにすごかった」と言っていた。マジか!?実は今回、星を撮ろうとそれ用に三脚とカメラを持って来ていた。寝るときに星が出てたらすぐに撮影できるようそれらを枕元に置いていたのだ。ちなみに僕の寝床には窓があって外の景色が見える。寝てる時にも何度か起きて外を見たけどガスってて何も見えなかった。風も強かったし。それに加え眠かったので「よし、これは仕方がない。だって星が出てないんだもん。」と都合よく解釈してそのまま寝ていた。しかし実際は満天の星が出ていたというのである。「く、くそぉ~・・・」 今から聞くと非常に悔しい。しかしもう一人の人が「私が起きた時はガスってて何も見えなかった。」と言っていた。風がビュービュー吹いていたので一瞬ガスが切れたのだろう。そう思わないとなんともやりきれない気持ちになった。
飯を食い終わりとりあえず日の出を見に行く。外に出ると風は強いもののどかっぱれであった。

強烈な朝日。天気予報では雨っぽかったんだが・・・。いい方に外れてくれたわ。

















朝日に輝く北岳。














 



昨日は見えなかった北岳と間ノ岳。いや~来てよかった。













小屋に戻って出発の準備をする。昨日の山ガールに「やっぱ広河原に下りますわ。」って話をする。そう、最終的に広河原に下りることに決めたのだ。やっぱワンウェイの魅力には勝てなかった。あとコースタイムの短さも・・・。実は昨日小屋のご主人に「広河原への道ってどうすかね???」と聞いてみた。「普通の道ですか???」とか聞き方があまりにもど素人っぽかったので「こいつ大丈夫か」って感じで「普通の山道だけど梯子がかかってるところやロープが張ってるところもある。最後のあたりは結構急だ」というようなことを聞いた。「歩いてる人は多いですか???」とこれまたど素人っぽい聞き方をしたら「昨日今年初めて一人下りて行ったね。まぁ25日まではバスがなかったから。」ってな答えが返ってきた。なんか感じから言ってそんなに人が多いような感じは受けなかった。ちなみに今回、グレトラの本を持ってきたんだが田中陽希も鳳凰山に登った時は広河原から登ったと書いてあった。そういやテレビでも広河原から登ってたな。そういうのも僕の背中を押してくれた。
時刻は5時半前。準備も整い出発する。小屋のご主人にお世話になったお礼とともに「やっぱ広河原に下ります。」と伝える。ケータイの電波が通じてないので嫁に計画の変更を伝えられない。ということもあって小屋のご主人にはその旨を伝えるべきだと思ったのだ。これでもしもの場合でも僕の足取りがつかめるだろう。ただご主人には「最後はほんとに急だから気をつけてね」と言われた。昨日も最後はとても急だと言っていた。いったいどんな急坂なんだろう。
食事中の皆さんに「いってらっしゃ~い」と見送られいざ出陣。ちなみにその中に昨日の山ガールもいた。とりあえず後ろを追いかけるよりも後からついて来てると思ったほうがなんか安心できる。というわけで74座目の百名山、鳳凰山へのアタックが始まった。
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