定刻より3分遅れて宇都宮に到着。次は7時３７分発の黒磯行きに乗り換える。しかし・・・列車から降りたとたん「間もなく黒磯行き、ドアが閉まりまーす！！！」という放送が聞こえる。「え？何で？？？」
出発まではまだ５分あるはずである。しかし線路を挟んだ向かいのホームから今にも列車が発車しそうな状況である。相変わらず「黒磯行きドアを閉めまーす」とのアナウンスが繰り返される。まったく理解ができないながらもとにかく発車しそうなので僕も走る。わけもわからんまま困惑しながら走る。途中電光掲示板を確認するもやはり次の黒磯行きは７時３７分となっている。一瞬走るのをやめて７時３７分のに乗ればいいじゃんと思ったが今にも出発しそうな列車に一目散に向かう集団の中に身を置いているとこれに乗らんとほんとにやばいような気がした。
列車に滑り込むと間もなくドアが閉まり黒磯行きの列車は発車した。そして社内放送でこの状況を知った。僕が宇都宮行きの列車の中で見た車両故障の影響で本来７時１６分発だったこの列車が遅れてたった今発車した模様。ということは７時３７分発の列車というのは間違いなく７時３７分には出発できない。いや～滑り込みでこの列車に乗り込んで正解だったわ。初めは座れなかったこの列車も途中で席が空き無事着席。そしてまた気絶。目が覚めたのは黒磯駅の手前であった。
 黒磯では郡山行きに乗り換える。やはり車内ではうつらうつらしながら郡山まで過ごす。
















郡山で福島行きに乗り換え。栃木でも雪山は見えたけどこちらまで来ると雪山が結構大きく見える。















ここは二本松の手前。右側の山、安達太良山か？？？いや～違うか。何でも百名山な気がしてしまう。百名山病だ。












その後はまたもうつらうつら。そして気がつけば福島に到着。

福島からは仙台行きの快速シティラピッドに乗り換え。座れないのはわかっているのでのんびり歩いて列車に向かう。案の定仙台まで戦後の買い出し列車状態であった。













で、仙台に到着。やっとこさ満員列車から解放される。

















時刻は１２時１６分。昼めしを食いに改札を抜ける。次に乗り継ぐのは１２時４５分発の小牛田行き。次の列車も北海道方面に向かう貧乏旅行者であふれかえるのはわかっているんだがここはやはり飯を優先する。












というわけでいつもの駅近の吉野家。ちょっと贅沢をして今日は大盛を注文した。















お腹を満たし駅に戻るとやはり小牛田行きは満員。覚悟はしてたけどここは小牛田までの立ちっぱなしを受け入れる
















１２時４５分、小牛田に向けて出発する。仙山線の愛子行きと同発でしばらく並走。













立ちっぱなしを覚悟はしたもののどっかで座れないかなぁ～と淡い期待を持っていた。けど結局小牛田まで立ちっぱなしだった。 
小牛田では無事に席を確保。














 


広いねぇ～。東北の農地は。















その後気絶。一ノ関の手前で目覚める。

一ノ関に到着。競争率が激しく座れなかった。














 


岩手に入ると雪が現れ始めた。


















北上するにつれその量は増える。














そろそろ盛岡かというところで立派な山が見えてきた。「おぉぉ～あれは！！！」
岩手山だ！！！
もう何十回と列車でここを通っているけど正直初めて見た・・・わけではないと思うけど正直今まで気にしていなかった。去年登った百名山。いや～存在感がすごい。郷土の名山って感じだな。
そして列車は盛岡に到着。走りはしないものの早足で改札をくぐりIGRの改札を目指す。
ボックス席は無理だったけど無事にロングシートを確保できた。