改札をくぐり「あそこ」へと急ぐ。しかし・・・「ありゃ？？？」
あれ？？？いないぞ。どこ行った？？？と振り返ると。
おぉ～あったあった。下りの改札からは死角となってる上りの改札横の券売機の横に「あそこ」はあった。いつもの場所じゃなかったから一瞬焦ってしまった。というわけで帯広に来た時には避けては通れんぶた八さんの豚どんを購入する。つーか今回はあっためない豚どんの弁当もあった。しかもそっちの方が安い・・・。つーか前からこんなのもあったっけ？？？記憶にねーや。もちろん僕はあっためる方の豚どんを購入する。そこは譲れない。
その後、ビールも購入し列車へと戻る。いやいや帯広に来たらこれしかないでしょ。
あっためるための紐を引っ張って、プシュ～！！！
ビールの方もプシュ～して乾杯！！！毎年の年の瀬の味である。いや～うまい！！！
うまいうまいと食べてる間に列車は出発。大都会帯広をあとにした。
豚どんをペロッと平らげた後は黒ラベルをグビグビやる。
そして列車は秘境駅稲士別に到着。周りが結構ひらけてるからあんまり秘境駅って感じがしないんだよね。
列車は幕別に到着。ここで上りの特急と行き違い。時刻は１５時前。太陽が西に傾き始める。
スーパーおおぞら接近。毎年ここでスーパーおおぞらを撮ってるな。
高速で２８３系スーパーおおぞらが通過。
西日を受けて列車は札幌を目指す。
お気をつけて～。
我が2429Dは池田に到着。目障りだった・・・いや失礼、池田のシンボルだった観覧車はいつの間にかなくなった。なんかすっきりしたな。
いよいよ太陽が沈んでいく。
ぎんぎんぎらぎら日が沈む～♪
窓をキャンバス代わりに。光と影。いやいや逆光の写真もいいもんだ。
去年、なんか切り開いてんな～って思ってたところが今年はさらに切り開かれていた。
何をしてるんだろう？？？道路って感じでもないしな。旅行者の身勝手な意見的にはあんまり切り開かんといてほしいとこなんだが・・・。
で、十弗に到着。
いい感じの駅舎。いつまでも残してもらいたいもんだ。
新吉野。「列車がきます」の警報機を撮ってみた。見ての通り周りは原野って感じの駅。
こっちも意味はないけど常豊。毎年通っているんだがずーっと駅だと思ってた。誰もこんなところで降りないからドアが開かないのかと思ってた。（んな駅はないだろ！！！）
ここは信号場。だけどこんな駅名表みたいなのがる。
少し見にくいけど上り線も同様にホームがある。
列車は太平洋に出た。初めてこの路線に乗った２２年前、ずーっと原野ばかりを走っていたのでいきなり海が現れた時には信じられなくて（山の中を走ってるもんだと思ってた）びっくりしたもんだ。
その時の感動というか感激というかうまく説明できんけどそんな感じの気持ちが忘れられなくてこの海が見えると思わず心が躍る。と同時にあの時の記憶がよみがえる。あの時は夏（７月だったかな？？？）だったからこの時間はまだ太陽の日が照っていた。この時期だとなんとも物悲しい景色だ。
とっぷり日も暮れ列車は直別に到着。これから尺別、音別と「別・別シリーズ」が始まる。
で、尺別に到着。
一昨年は年始は尺別の丘で撮影をした。ここ尺別は思い入れのある駅だ。
ここでスーパーおおぞらが通過～。
2429Dの旅も佳境にさしかかる。庶路か大楽毛だったと思うけど上りの列車はこんな感じ。大晦日の日暮れの列車。まぁ乗らんわなぁ・・・つーか乗ってたにしても大概大楽毛までに降りちゃうわな。
真っ暗で外も見えないので釧路に着いてからの晩飯のことを考える。昨夜のおさないさんがあたりだったこともありここはやはり地元の定食屋に行きたい。海産物系の定食が食べたい。駅横のきた乃屋はやってないだろうな。もっかいカキフライ定食を食べたいところなんだが・・・。ではどこに行こう？？？ネットで調べるとよさげなのを発見した。その名も「むらかみ食堂」。お店の人がヘビースモーカーという情報が若干気になるが釧路らしい海の幸系の定食がとてもおいしそう。ただし大晦日の夜である。一昨年の大晦日にえらい目にあったこともあり（前のブログ参照）正直やってるかどうか心許ない。
というわけで列車は終点釧路に到着。今年も2429Dを乗り通した。
釧路駅・・・今年も釧路にやってきた。やってきたというよりも若干「帰ってきた」という気持ちもある。もう何年も年末年始は釧路である。広島の実家にはまったく帰ってtないけどここ釧路には毎年年末にはやってくる。心のふるさとって感じだ。
というわけで改札に向かう。2429Dの完全乗車証明書を受け取り改札を抜ける。いや～今年もいい旅だった。
