登山口に向け進む。ここに来るまでの間に今日の行程を決めた。丹沢山から鍋割山を経由して下山しようと思っていたが予定変更。昨日の疲れもあるしなまりまくりの体には丹沢山まで行くのはきついと判断。塔ノ岳も省略し大倉尾根経由で直に鍋割山に登ることにした。最初の計画から見ればかなりしょぼくなってしまったがこの脂肪に包まれた体ではこれでもしんどいかもしれん。まぁ今シーズン最初の山行だし肩慣らしといこう。このルートのコースタイムは6時間45分。ざっくり8掛けとして目標タイムは5時間半。大倉には14時半ごろ戻るようにしたい。
ここが登山口である。ここで一つ不安要素がある。ヒルである。昨日台場のワイルドワンに丹沢の山と高原地図を買いに行ったんだがその時に「6月になったらヒルが出ますよ~」と言われた。そうなんだよな。最高峰が蛭ケ岳ってくらい丹沢といえばヒルである。大倉でもヒル除けスプレーを靴に吹き付けてる人がいた。あれを見て「え?この時期でもいるの???」と不安になった。過去2回来ているが1回目は3月。季節的にも全く問題はなくしかも大吹雪の日だったのでヒルとか全く頭になかった。2回目はGW。富士山の帰りに来たんだがその時も全く昼の心配はしていなかった。しかし今日はなんか気になるな~。
とうわけで登山道に突入。登山者とトレランの人が入り混じる山である。
写真では全く上りに見えんが淡々とした登りが続く。
見晴茶屋を通過。
ここから先が本格的なきつい登り、通称「バカ尾根」の核心部に突入する。
しばらく樹林の登りが続く
駒止茶屋通過~。
しかしまぁしんどい。さすがバカ尾根である。初めて来たときは「しんどいな~」って思ったけど2回目はそうでもなかった。今こうして「きついわ~」って思うのはやはり体重の増加と体力の低下が原因であろう。
花立山荘の手前。ここから山荘までが一番きつかった。
足が止まってはぁはぁ言いながら後ろを振り返る。いい眺めだ。
てなわけで11時24分、ヘロヘロになって花立山荘に到着した。