スーパーホテルでの一夜が明けた。出発時間を考えたら大寝坊なんだが無料の朝食はきっちりいただかなければならない。毎年のように釧路のスーパーホテルに泊まっていたけどいつも始発の釧網線だったり花咲線に乗っていたのでほとんどここの朝食をいただいていない。一昨年だったかな。旭川のスーパーホテルに泊まった時の事。大雪で足止めをくらった影響で一度旭川駅に向かったもののそのままホテルに引き返す羽目になったんだがその時以来のおいしい朝食である。おかわりまでしてお腹いっぱいで部屋に戻って出発の準備。しかしちんたらしてるうちにどんどん時間が迫ってきた。結婚式場の最寄り駅はJRの三河安城駅。しかし僕が今いるのは名鉄の東岡崎駅。三河安城に行くには岡崎公園前で愛環（中岡崎）に乗り継ぎ岡崎でJRい乗り換えねばならん。もぉ～K保田よ。ホテルを変えるにしても何でJRの沿線にしてくれなかったのだ？？？
 と松田優作になってしまった。しかし今日僕と一緒に結婚式に出席する後輩のO田が嫁の車で岡崎から安城に向かっているというので即電話。事情を話し新安城の駅まで迎えに来てもらうことにした。いや～情けないお話である。O田が来るまで駅の前をプラプラ歩いているとなんと道を挟んだ斜め向こう側にタクシーの営業所があるのを発見。「うわぁ～下手こいたー！！！」これではO田の車が来た時に「タクシー乗り場あるじゃん」ってことになってしまうではないか！！！そんでもってタクシー代払うのが嫌だからO田を読んだみたいなことになってしまうではないか！！！しかし今更「もう来なくていいよ」とかいうわけにもいかずO田が到着して車に乗った後、「ありゃ！？こんなところにタクシー停まってたのか～」とわざとらしい芝居で何とか乗り切った。
で、結婚式場に到着。結婚式に出るのは恥ずかしながら人生で３回目。慣れてないので受付とかほんと緊張する。で、結婚式が始まった。嫁さんはK保田の１つ上、すなわち僕とも一つ上である。今は３８歳同士のカップルだけど学年は嫁さんの方が一つ上である。まぁ世の中晩婚化が進んでいるとはいえ３８歳同士とはなかなか大人のカップルである。しかしK保田もよかったな。実はその昔、結婚の一歩手前まで行ったことがあるんだがいろいろあって流れてしまった過去がある。そんな過去を知っているのでほんとによかったと思う。やっぱ一人は寂しいよ。そして式と披露宴は滞りなくお開きに。でも結婚式っていいな。なんかこっちまで幸せな気分になってくるわ。結婚式はフランスに行くそうな。で、このタイミングでテロ事件が起こってしまった。行くのかな～それでも。（後日聞いたら行先を変更。何と北海道にしたらしい。う～む、落差ありすぎだろ。佐々木のフォークもびっくりだ。）
帰りもO田の嫁に三河安城の駅まで送ってもらった。しかしここで思う。「お車代くれんかったな～。」まぁ友人の結婚式の帰りにこんな野暮なこと思う僕は人間が小さい・・・つーかこんなしみったれたことを言うてはいかんな。と、顔で笑って心で泣きながら新幹線の特急券を買った。（豊橋にて。特急代浮かすために。いや～我ながらしみったれてるわ（笑））