だーれもいない川西の自宅で1泊し東京へと戻る。行きはよいよい帰りは恐い。今回は東海道線をひたすら東へ東へと向かう旅である。う~む、つまらん。
諸事情があって神戸駅から電車に乗車。で、まずは三ノ宮で途中下車。これからの長い長い道中が暇で仕方なかろうということでジュンク堂へ面白そうな本がないか物色に向かう。いやー久々の三宮だ。懐かしいね。ジュンク堂で30分ほど物色したけど心惹かれるものと出会わなかったので何も買わずにホームに戻る。そこからはバビューンと米原へ・・・ではなくやってきたのが野洲止まりの新快速だったので野洲乗り換えで米原へ。
米原到着。車内ではほとんど寝てた。
ふと前方を見ると313系が接近中。「いかん、あれは大垣行きの列車だ!!!」
ダッシュで一番端っこのホームへと向かう。
14時30分発の大垣行きである。
予想に反し余裕で座席を確保。いつもは椅子取りゲームばりの激しい争奪戦が繰り広げられるんだが・・・と思っていたら大阪方面からの後続の新快速が到着。すると大勢の人たちがなだれこんできた。そうか、いつも僕はこのパターンにはまってるんだな。一本前の新快速で野洲で乗り継ぐパターンなら楽々席を確保できるってことがわかった。
関西方面からの乗り継ぎ客でぎゅうぎゅうとなった列車は大垣を目指す。晴れていれば見える伊吹山はガスですっぽりと覆われている。去年の今頃はあそこで行われるヒルクライムレースに向けて毎週頑張っていた。
大垣到着。列車から吐き出された人々が一斉に次の乗継列車を目指す。
15時11分発の豊橋行き新快速である。
やはり18きっぷの人が多いのかな。米原からの列車から多くの人がこの列車へと駆け込んだ。
乗り込むと立ってる人で混み合っていたが運よくボックス席の空いてるところに納まることができた。
名古屋、金山と懐かしい駅を通過しここからは昨日の焼き直しのルートとなる。
数分遅れて豊橋に到着。ここでも次の浜松行きに多くの人が乗り継ぐ。発車時間となっていたため諦める人もいたが僕はなんとか発車間際の浜松行きに乗車できた。
ここから先はもう蛇足。長い長い静岡の横断。魔の静岡だ。何の変哲もない景色が延々と続き各駅停車で乗車時間も長い。浜松で熱海行きに乗り換える。初めは座れなかったけど座ってからはうつらうつらと眠りながらの旅となった。いい加減疲れも出ててきた。車窓からの眺めがよければまだしも外はどんどん暗くなる。旅情にかける東海道線。しかも各駅に停車する普通列車。な~んの面白みもない苦痛列車である。
途中でまともな食料も調達できず腹ペコで終点熱海に到着。
なんじゃありゃ???JRらしからぬ見馴れない列車が停まっている。伊東線か。伊豆急の電車かな。
ホームの売店で食料を調達しようとするもパンや弁当、おにぎりの類はすべて売り切れ。やむなくお菓子を買って小金井行きの快速アクティーに乗り込む。つーか昔はそれ用の車両だったと思ったんだがなんか普通の車両である。つーか熱海から小金井行きか。上野東京ラインのってすげーな。歴史を変えたわ。そんなこんなでこの列車で品川まで行き、そこから山手線に乗り換えて田町まで帰った。
おしまい。