忍者ブログ

ぽんぽこブログおれ日記 シーズン3

東京暮らしも2年目に突入。忍び寄る40歳の壁に焦りながらも「まだいける!!!」と山にロードバイクに頑張る38歳。

年末北海道 2016 其の16

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

年末北海道 2016 其の16

網走行きの快速しれとこに乗り込む。座れないかと思ったらロングシートには座れた。しかし・・・
やっぱ釧網線の特等席は後方のデッキである。前だと運転士氏はいるし乗客の乗り降りもあるし落ち着かん。というわけで自分の座席をちょいちょい離れては後方のデッキに出入りした。

















摩周にて。今日も青空が広がる。雪も少ない。それでも川湯温泉、その先の野上峠までいけば雪も増えるだろうか。











摩周を過ぎても太陽サンサン。



















川湯温泉にて。太陽は隠れたけど思ってたよりも雪は少ない。












 野上峠を越え背後には硫黄山の姿が。この山の存在に気付いたのは社会人になってから。つーか10年前くらいかな。何回も乗ってたんだけどね。なぜか気づかんかった。気づいた時にはその特異な姿に「なんじゃありゃ~!!!」となったもんだ。








視界から硫黄山が消えていく。また来年~。
   
   
   
   
   
   
   
   

で、緑に到着。川湯温泉から乗ってきた親子三人がいて息子が立っていたので席を譲って完全に後部デッキ居座ることにした。 

 緑を越えると再び青空が。いいねぇ。












山間部を抜けて視界が開けてきた。










白樺の木と青い空。













そんな中を時速80キロで快走する。













誰も来ないデッキでこんな景色を一人で楽しんでいたんだが、ちょこちょこほかの人も出入りするようになった。










札弦に到着。

   








 


雪原に伸びる線路。青い空、白い雲。いいねぇ。旅してるねぇ。そう感じていたところ・・・











「なんじゃこりゃぁ~!!!」
2分後の景色がこれである。にわかに空が掻き曇りものすごい勢いで雪が降り始めた。さっきまでの天気からいきなりこれである。3秒前まで笑ってた人が5秒後にいきなりブチ切れるような感じである。

















  何???何なのこれ???











 

こんな急変、山に登ってる時にも経験したことないわ。













このいきなりの大雪に困惑しながらも列車は清里町に到着。










 

釧路行きの快速しれとこと行き違い。







 






お~お~すげーなこりゃ。













急に雪が降り始めたというよりも雪雲の下に突っ込んだって感じなのかな。











車窓にはホクレンの製糖工場が。












初めてこの煙突を見た時は根室線の音別付近でいきなり太平洋が見えた時なみの衝撃があった。原野を走ってたと思ってた時にいきなりこんなでっかい煙突が現れるのである。









で、中斜里に到着。その後列車は知床斜里に到着。緑行きの普通列車と列車交換をし再び走り出すと・・・






車窓にはオホーツク海が。

ここから桂台の手前までオホーツク海に寄り添って走る。

 昔、浜小清水で降りてこの砂丘から波打ち際までぷらぷらしたこともある。
そして列車は北浜に到着。












撮る人。車で来た人かな。北浜は僕も何度も降りている。流氷の時期には2回来た。また流氷の時期に訪れたいな。その時には停車場でホタテカレーを食べたい。
その後列車は藻琴に停まり次は終点の網走である。この釧網線、去年は乗り通していないので2年ぶりの完乗である。塘路からの所要時間は2時間半だけどあっという間である。その間、湿原を走り雪深い峠を越えオホーツク海を望む。車窓がいろいろ変わっていい感じなんだが毎年この時期は1両編成ではなかなか乗車率が高いので2429Dのような深い旅情が感じられないんだよね~・・・ってそれは旅行者のエゴであってことあるごとに存続が危ぶまれる路線である。もし盲腸線だったならとっくに廃止されているだろう。太平洋とオホーツクを結ぶ重要な路線だとはいえ池北線・・・じゃなかったふるさと銀河線のような例もあるのでまったくもって安心できない。北海道の盲腸線はこれからさらに淘汰され破滅に向かうことが予想される。鉄ちゃん的には非常に憂うことではあるんだが非常に危ない。まずは去年江差線の木古内ー江差が廃止された。留萌本線では留萌ー増毛間が切り捨てられる。さらに高波にさらわれた日高本線に関しては「この際だからついでに全部やっちゃいますか???」的な雰囲気を感じる。こういうのを考えると胸が締めつけられる思いだ。そんなことを考えているうちに12時05分、列車は終着網走に到着した。
PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

プロフィール

HN:
としぷー
性別:
非公開

P R

忍者カウンター