忍者ブログ

ぽんぽこブログおれ日記 シーズン3

東京暮らしも2年目に突入。忍び寄る40歳の壁に焦りながらも「まだいける!!!」と山にロードバイクに頑張る38歳。

年末北海道 2016 其の14

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

年末北海道 2016 其の14

 年が明けた。2016年の夜明け・・・いやまだ未明だな。 6時06分の網走行きに乗るべくホテルを出発。時刻は5時54分。時間がない、急げ!!!










 改札をくぐった時には「間もなく、2番線から、6時06分発、網走行き、普通列車が、発車いたします」のアナウンスが。あと2分ほどあるんだが JR北海道はどこも早めにこのアナウンスを流す。これを聞くと「ほんとに出ちゃったらどうしよう」と非常に焦る。まぁ焦りながらも列車をパシャ。まさか運転士も目の前の僕を置き去りにして出発はしないだろう。




暖かい車内に入る。曇ったメガネのレンズを吹いてるうちに列車は出発。今年もコッタロ湿原を歩くんだが今回は時間がない。去年はほぼ1日(8時間ほど)コッタロ湿原で過ごしたんだが今回は9時36分発の快速しれとこで網走を目指すのだ。列車までは3時間ほどの時間があるが実際湿原で過ごす時間は2時間ほどだ。
6時37分、塘路に到着。摩周から来た行き違いの釧路行きが出発。














続いて網走行きも出発。

















 今年も温度をチェック。去年は-18℃だったから今年は5℃も高い。釧路市内の雪の状況からもわかるように今年は去年よりもだいぶ暖かい。

というわけで6時45分、塘路駅を出発。











 


今年も塘路湖のほとりで初日の出を拝む。












2016年の夜明けである。

湿原入り口の踏切のところから。朝日に照らされいい感じ。この状況で列車を撮りたいもんだ。始発だとまだ暗いし上りの2番列車だとすでに日は高い。どうしてもというなら11月の下旬くらいに来なきゃならんだろうがそんな時期にここには来れない。







湿原に足を踏み入れるとさっそくエゾジカ君のお出迎え。












 

列車の音が聞こえてきたので少し戻って通過を見送る。この列車は毎回この辺りで見送っている。














さっきの場所に戻ると「おぉ~!!!」
なんか数が増えてた。















今年は時間がないので二本松橋をゴールと決めている。7時40分。二本松の展望地へと登っていく。去年はたっぷり雪が積もっていたが今年は皆無である。今年はここでダイヤモンドダストを見た。

















途中からの展望。何度来ても気持ちがいい。













一番高いところまで登ると鶴の鳴き声が聞こえてきてふと見ると・・・

おっ!!!













眼下に2羽の鶴が羽ばたいていた。
いやいや釧路だねぇ~。













 


さらに視線を釧路川に移すと・・・














おぉ~!!!
川の中にも2羽の鶴が。つーかあそこって結構浅いんだな。









去年はフィールドスコープ持って来ていたがでかいしかさばる。というわけで今年はビクセンの双眼鏡、アリーナを持って来ていた。小さいので取り回しも楽。その双眼鏡で鶴を観察。いやー機動力を考えたら双眼鏡が一番いい。8倍くらいがちょうどいい。
ガサガサ音が聞こえるので音の方に視線を向けるとエゾジカ君。そこら中にいるので珍しくもないんだがこいつらを見ると「今年もきたなぁ~」と思う。









 


なんという鳥かわからんけど一生懸命枝をつついてた。










展望地の裏側にまわる。いつもならすぐに下に降りて先へ先へと進むんだが今日はここがほぼゴール。時間の限りここからの景色を楽しむ。

多分だけど阿寒富士と雄阿寒岳。手前の原野には無数のシカたちがお食事中。

ズ~ム!!!それでもわかりにくいな。
 こっちは雌阿寒岳???何度も来てるけどどっちがどっちなのかよくわからん。

どっちがどっちよくわからんがとにかくコッタロ湿原には欠かせない風景の一部だ。いずれ登ることになるのでその時にわかればいいや。

この風景を双眼鏡で眺める。両目で見るから臨場感があるねぇ。いや~いいわ双眼鏡。今度から山登りの時にも持って行こう。
展望台をあとにする。コッタロ湿原からは釧路の工場群が見えるんだが














初めてこの光景を見た時にはびっくりした。普通であれば湿原の向こうに人工物・・・の中でも見栄えの良くない工場の煙突なんかが見えると雰囲気がぶち壊しのように感じるんだろうけど僕的には「お・・・おぉ~!!!」と驚きながらもすっと受け入れてしまった。





 


ふと見れば丘の斜面にエゾジカ君。何度も言うが野良犬レベルそこら中にいる。つーか最近は野良犬とかいないな。まぁとにかくいっぱいいる。












「おいっちにっ、さん、しっ!!!」
敵もいないのでここはシカたちにとって楽園だろう。ただ増えすぎちゃうと各方面に悪い影響が出る。










で、二本松橋。













 


僕はここから眺める釧路川の景色が大好きだ。












 
耳をすませば川の流れの音が聞こえる。余計な雑音の無い世界。
ゴールと決めた二本松橋でしばし佇む。去年はここでもダイヤモンドダストが見えた。今年は気温が高いので無理だった。
時計を見ると8時半。そろそろ駅に引き返さねばならん時間である。時間が無限にあればなぁ・・・。去年はこの奥の展望台まで歩いた。コッタロ湿原はほんとに心が癒されるかけがえのない場所である。宝くじで10億当たってたらそっこー移住して毎日でも通いたいんだけどな。まぁ家族がついて来んよな。特に嫁が。リタイヤ後にはこっちの方で別荘なんか持てたら最高だよなって考えたりするけど毒が定年を迎えるころには定年が70歳とかになってそう。もらえる年金も少なく貯金もあまりなく別荘どころか生きていくだけで精いっぱいになりそうだ。まぁそもそも70歳で定年とかってもはや第2の人生とかないよな。65歳くらいで病気になって70歳で会社やめてあとは闘病して死ぬだけ・・・。う~む、いいのか?そんな人生で。そんなことを考えながら塘路の駅へと引き返すことにした。
PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

プロフィール

HN:
としぷー
性別:
非公開

P R

忍者カウンター